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当クリニックの日帰り手術について
おぎのクリニック京都駅前では、以下の日帰り手術を行っております。
内視鏡下副鼻腔手術(ESS)
慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎に対して行う手術です。内視鏡を用いて副鼻腔の炎症や病変を除去し、正常な換気と排泄機能を回復させます。
内視鏡下鼻中隔手術
鼻中隔弯曲症による鼻づまりなどを改善するための手術です。内視鏡を使用して曲がった鼻中隔を矯正し、鼻呼吸を改善します。
粘膜下下鼻甲介骨切除術(内視鏡下鼻腔手術)
重症のアレルギー性鼻炎による鼻づまりなどを改善する手術です。肥大した下鼻甲介の粘膜下組織や骨を部分的に切除し、鼻腔を広げます。
経鼻腔翼突管神経切除術(後鼻神経切断術)
重症のアレルギー性鼻炎などに対して行う手術です。鼻腔後部の神経を切断することで、鼻水やくしゃみなどの症状を軽減します。
日帰り手術の対象となる方
長期的な症状でお悩みの方
慢性的な鼻づまり、鼻水、後鼻漏、嗅覚異常などの症状が3ヶ月以上続き、日常生活に支障を来している方が対象です。
薬物療法で改善が見られない方
従来の薬物療法で十分な効果が得られない方、または症状が再発を繰り返す方に適しています。
忙しい方や入院が難しい方
日帰りなので、お仕事やご家庭の都合で長期入院が困難な方も手術を受けていただくことが可能です。
全身状態が安定している方
基本的に健康で、重大な合併症のない方が日帰り手術の対象となります。ただし、個々の状況に応じて判断いたします。
日帰り手術のメリット
短い治療時間
当クリニックの日帰り手術では、来院からお帰りまで平均4時間程度で完了します。
早期の日常生活への復帰
入院を必要としないため、手術後数日で通常の生活やお仕事に戻ることが可能です。特に事務系のお仕事であれば、比較的早く復帰が可能です。
経済的負担の軽減
入院費用が不要なため、治療にかかる費用を抑えることができます。
ご自宅で療養
ご自宅で家族とともに過ごしながら回復できるため、患者様にとって心身ともにリラックスできる環境で療養することができます。
入院と同等レベルの治療効果
当クリニックの日帰り手術は、従来の入院を伴う手術と同等の治療効果を提供しつつ、患者様の生活への影響を最小限に抑えることを目指しています。手術後にはある程度の痛みや不快感を伴うことがありますが、多くの患者様は手術当日の夜から通常の食事や軽作業が可能となります。
日帰り手術を選択することは、ご家族の事情やお仕事の都合などで入院が難しい方にとって、有効な解決策となり得ます。当クリニックでは日帰り手術の利点と注意点を丁寧にご説明し、患者様が安心して治療を受けられるようサポートいたします。
全身麻酔での手術に対応
当クリニックでは全身麻酔での手術にも対応しており、患者様の不安や痛みを軽減しつつ、より安全で正確な手術を行うことができます。
日帰り手術をご希望の方へ
当クリニックでは、患者様の安全を最優先に考えて、日本麻酔科学会の「日帰り麻酔の安全のための基準」に厳密に従って日帰り手術を実施しています。以下の点にご注意ください。
- すべての方が日帰り手術の対象となるわけではありません。患者様の状態によっては、安全性を考慮して入院をおすすめする場合があります。
- 日帰り手術後は、必ずご家族や知人の方の付き添いが必要です。帰宅時の付き添いや、術後24時間は自宅で介護ができる人がいることが条件となります。
- 付き添いの方がいない場合や、遠方からお越しの方は、提携病院(康生会武田病院)での一泊入院をご案内することがあります。